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疑問を解決、不安が消える。専門学校の疑問はこれで解決。 |
Q1, |
専門学校の基本を教えてください。 |
Q2, |
認可校と無認可校のちがいは |
Q3, |
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Q4, |
専門士ってなんですか |
Q5, |
入学金。授業料はいくらくらい? |
Q6, |
就職状況を教えてください |
Q7, |
入学資格はありますか |
Q8, |
短期大学や大学へ編入出来ますか |
Q9, |
体験入学はどいういうものですか |
Q10, |
進学の金銭面に不安があります。何か援助していただく方法はないでしょうか。 |
Q1,専門学校の基本を教えてください。 |
専門学校とは学校教育法で決められた3つの課程の一部門のことを指します。 |
3つの課程とは1976年7月に学校教育法が改正・施行された専修学校制度で
- 「高等専修学校」(高等課程:中学校卒業程度)
- 「専修学校一般課程」(一般課程:入学資格は限定せず)
- 「専門学校」(専門課程:高校卒業者または同等の学力がある者)
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つまり専門学校とは、高校卒業レベルの人を対象に、実践的な専門教育を行なう学校のこと。
国立の学校は文部科学大臣が、公立は都道府県教育委員会、私立は都道府県知事が学校の設置の認可をすることで、学校は始めて公に専門学校と名乗ることができるのです。
つまり、設置の認可を受けた学校は「専門学校」と名乗れ、認可を受けていない学校は「専門学校」と名乗れず無認可校といわれるのです。 |
Q2,認可校と無認可校のちがいは
Q1でも説明した通り法律で認められた専門課程のある専修学校が専門学校(認可校)それ以外を「無認可校」といいます。 認可を受けた専門学校(認可校)は、法律で保護されていますので、さまざまな恩恵(一定の条件下での専門士の付与や転入学、日本育英会の育英資金の適用、通学定期の適用など)を受けることができます。
しかし、無認可校ではこうした特典は受けることができません。
それよりも重要なのは学校の本質です。「自分の夢を実現するためには最適な学校」と選んだ学校を選択したほうがいいでしょう。 |
Q3,専門学校と大学・短大の違いは
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社会にはたくさんのシゴトがありますが、大きく区別して学校卒業後にめざす職業は次のような違いがあります。
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1、 |
大学 |
= |
高度な学力と専門的知識を必要とするシゴト |
2、 |
短期大学 |
= |
教養と資格を生かしたシゴト |
3、 |
専門学校 |
= |
専門の技術や資格を必要とするシゴト |
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つまり専門学校は専門の技術と職業資格に直結するスペシャリスト育成のコース。専門学校志望者は、多くのシゴトにつながる学科コースの検討と学校の選定が大切になります。 |
Q4,専門士ってなんですか
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専門士とは、専門学校(認可校)卒業生に与えられる称号です。
大学院の課程を終了すれば「博士」、大学の課程を修了で「学士」、短期大学や高専の課程を修了すると「準学士」が取得できるように、専門学校でも一定の条件を満たせば、「専門士」という学位を平成7年3月の卒業生から与えられるようになりました。ただし、次の3つの要件と、文部科学大臣が認めた学科を卒業しなければなりません。
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1、 |
修業年限2年以上 |
2、 |
課程の修了に必要な総授業時数が1,700時間以上 |
3、 |
試験などによる成績の評価を行い、課程の修了の認定を行っていること |
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専門士は準学士と同等で就職や雇用の際には、ほとんどの企業が短大卒と同様に扱います。 |
Q5,入学金・授業料はいくらくらいですか?
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入学時に必要な金額は分野・学校によって様々ですが、入学金・授業料・実習費・施設設備費・諸会費合計で80万〜200万円になります。
2年次以降は授業料・実習費などを納めるのが一般的。施設設備費については初年度だけ納めるところと、学年に分けて納めるところがあります。また、授業料は1年分を一括して納めるところと、数回に分納するところがあります。
このように学費の納入方法については、分野や学校により様々です。入学手続き時に納入する金額については募集要項で確認してご両親とよく相談しましょう。 |
Q6,就職状況を教えてください
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不況が長引く現在、専門学校生に限らず、4年制大学生・短期大学生などの新卒者の就職状況は大変厳しくなっています。
企業では厳しい経済情勢に対応するため、人材募集についてもこれまでの学歴重視の採用から、能力重視の即戦力採用へと変えつつあることは確かです。このことは、ここ数年、専門学校の就職率が大学・短大の就職率よりも高い事で証明されています。
専門学校の学科は社会で必要とされている資格取得を考えられていますし、入学した学生も卒業後の進路をイメージして入学しているはずです。ですから、しっかりその分野の基礎を学んでいる、さらに社会的常識を持ち自分の夢を実現したいと言う意志を持っていれば、希望する分野の企業が歓迎しないはずはありません。
また、しっかりした専門学校は就職課などと呼ばれる就職情報を学生に提供する専門の職員をおき、就職指導には力を入れています。
入学の際は、その点もチェックした方がいいでしょう。 |
Q7,入学資格はありますか
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専門学校の入学資格は高等学校卒業もしくはこれに準ずる学校を卒業した者と定められています。「高校卒業に準ずる」と認められるのは次のような場合です。
- 外国において12年の学校教育を修了した者、またはこれに準ずる者で文部科学大臣の指定したもの
- 文部大臣が高等学校の課程に相当する課程を有するものとして指定した在外教育施設の当該課程を修了した者
- 大学入学資格検定に合格した者
- 修業年限が3年の専修学校高等課程を修了したもの
このほか、それぞれの専門学校の判断で、高等学校を卒業した者に準ずる学力があると認めた者に対して入学を許可するケースもあります。
中学校卒業者や高校中退者については、原則として専門学校(専修学校専門課程)への入学は認められていませんが一部の分野の専門学校では、一般課程として中学卒業生を受け入れている所もあります。 |
Q8,短期大学や大学へ編入出来ますか
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以前は、専門学校を卒業してからさらに大学で専門的な勉強を続けたいと思った時、高卒者と同じように入学試験を受けて1年次からやり直さなければなりませんでした。平成11年から次の要件を満たす専門学校の専門課程の修了者には大学編入学の資格が認められることになりました。
上記の1.2の課程を終了していれば大学への編入も認められています。 |
Q9,体験入学はどいういうものですか
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学校を知るということで、もっとも有効なのは、やはり体験入学やオリエンテーションに参加すること。
パンフレットだけで判断しては絶対にダメです。パンフレットからは読みとれない、学校の雰囲気や環境を肌で感じ取ることができます。
入学したら、ほぼ毎日それも1年以上も通うのですから、その学校が自分に合っているかどうかなど多少なりとも分かるはず!
体験入学では実際に授業に参加することができます。中にはCG制作やプログラミングの実習などに参加できたりして、貴重な経験ができるかもしれません。最後には質問タイムがあるはずなので、思ったことをどんどん質問して疑問を解決していきましょう。もし、その学校が気に入ったら何度も訪問してみるのもいいかもしれません。 |
Q10,進学の金銭面に不安があります。何か援助していただく方法はないでしょうか。
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奨学金について
金銭面も含めた入学相談に関しては学校の事務局等で、使える奨学金の種類と条件を説明してくれると思います。まずは問い合わせてみましょう。
最もポピュラーなものでは日本育英会など各種の奨学金があります。学業成績や所得などの基準を満たせば貸与を受けることができます。(2年未満の課程を除く)
また都道府県や区市町村などの地方公共団体でも、専門学校生を対象とした奨学制度を各地で実施しています。
新聞奨学生制度
あとは新聞奨学生という制度があります。
新聞配達をする代わりに学費一切を支払って頂ける制度です。普通に働いているのと同等の扱いになるので、もちろんお給料もでます。
しかし、朝、夕の新聞配達ができる事が絶対条件ですので(夕刊配達のない奨学会もあります)理工系で実験が多い、課題が多くとてもそんな時間がないような専門学校は無理かもしれません。また、新聞奨学生に対応していない専門学校もあります。
→新聞奨学生通信へ
特待生制度
特待生の制度がある専門学校という手も。
大学ではよくある制度なのですが、成績優秀者には学費を免除(もしくは割引)するシステムです。専門学校でも特待生制度のある学校があります。無論、特待生の試験に合格すること、そして入学後も首席でなければならず、ラクではありません。しかし、学費免除(割引)は魅力的です。入学金を免除するところもあるかもしれません。最寄の専門学校で探してみてください。
教育ローン
例えば国民生活金融公庫だと200万まで借りられて、据え置き返済だと在学中は利息分だけの返済で月々3,900円残りは卒業後に元利均等返済になります。
あとは夜間に学校に通って昼間は働く方法もあります。 |
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